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IELTSとは?〜英語資格試験4〜

【IELTS】
今回はIELTSについて書きます。

IELTSにはAcademic Module(大学・院などの高等教育機関への英語力証明用)と、General Training Module(移住用・一般会話向け)の2種類があります。

その名の通り、Academic Moduleのライティングでは、グラフや図の説明や短いエッセイを書くことが求められますが、General Training Moduleの場合、手紙など日常的な暮らしに必要な課題が出題される等の違いがあります。

大まかなテスト構成は似ていますが、General Moduleの方は受験経験がないので、今回の内容はAcademic Moduleの観点から書いていきます。

◆オススメ度:★★★☆☆

◆概要
・実は2010年4月から英検協会との共催になった?(ひそかに今後の展開に注目している)
・イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの“イギリス系”の英語圏に留学する際に必要なテスト
・一般的な目安は6.0が学部、6・5〜7・5が大学院レベルと言われている
・中国、インドなど歴史的にイギリスの影響を強く受けた国で活発(詳しくは下記リンクの英連邦を参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6
・アメリカ、カナダの多くの高等教育機関でも受け入れられている(そういった意味ではTOEFLでもIELTSでもどちらでも構わない)
・アメリカ英語が少し含まれており、国際的な英語が考慮されている
・リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングを総合的に測っている
・リスニングの一部問題はマーク式ではなく、1〜3語程度の解答を書きこむ珍しいタイプ
・受験料は\24,675とかなり高価(為替相場次第だが、現在はTOEFLよりもさらに高い)
・リスニング、リーディング、ライティングテストを土曜日の午前に行い、スピーキングテストを日曜日に行うことが多い(ただし、英検と組んだことで変更の可能性あり)

◆良い点
・非常に実践的な力を見ている
・4技能をバランス良く測っているので、TOEICと異なりスコアを信頼することができる
・目的によってAcademicかGeneralを選択できる
・イギリスの今と歴史を反映した読み物が多く、一般教養も身に付く
・TOEFL iBTよりかは点数が取りやすい?というイメージや、コンピュータではなくペーパーテストが好まれるためか、実は世界的に受験者数が増加傾向にある(TOEFL CBT導入前の1999年:10万人、CBT導入後の2000年:50万人、iBT導入後の現在140万人)
※ただし、これは中国人の海外進出が増えたことも要因なので一概には判断できない

◆良くない点
・受験料が高い(\24,675)
・拘束時間が長く、ほとんどが土曜日開催なので民間の語学学校勤務の講師には非常に受験しづらい日程
・TOEFLにも同じことが言えるが、全体的な難易度が高く、ある程度のレベルがないと辛い
・当たり前だが、発音だけでなく、スペルもイギリス英語なので馴染みのない人は最初しっくりこない
・試験会場が少ない(日本国内は東京、名古屋、大阪、京都、福岡のみ)
・対策本(和書)の種類が少ない(洋書はある程度ある)
・有効期限がある(2年間)

◆付き合い方
・留学、移住という明確な目的がある場合のみ受験する(ただし、TOEFLと同じくスコアアップが容易ではないため、可能性がある人は早めに対策し始めるべき)
・ある程度の基礎力がある上で、IELTSの学習をすると英語力がバランス良く身に付くので、ツールとしては悪くない(ただし、個人的には次回書くケンブリッジ英検の方がお勧め)
・イギリス英語が好きな人、イギリスやオーストラリアへの留学を考えている人はTOEFLよりもIELTSの方がお勧め
・コンピューターが苦手(スクリーンをずっと見ていると目が痛くなる人など)な人もIELTSの方がお勧め
・個人的な感覚だが、TOEFLと比べると学術的な表現が少ない上に、グラフや図の描写をするライティング問題もあるのでビジネスマンにもお勧め


次回は、個人的に英検の次にお勧めのケンブリッジ英検について書きたいと思います。

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